産後の骨盤の歪みについて

産後は正しい骨盤に矯正するチャンスです!

出産後に体型が戻らない、体重が落ちないとお悩みの方が多いと思います。そこで、出産後に体型が戻らない方、体重が落ちない方の骨盤が、どのような状態になっているのかについて説明します。
①正常な状態の骨盤は真ん中の仙骨と左右の寛骨とが重なり合い綺麗に隙間なく成形されています。(赤丸部分)
②そして妊娠中、お産が近づいてくると骨盤を繋いでいる靭帯が緩み赤丸の関節と恥骨結合が開きます。
③出産後に正常な状態に戻らない方は真ん中の仙骨が元の位置に戻らなかった為、骨盤全体が歪んでしまいます。(青い骨盤が正常位置)
原因としては元々妊娠前に骨盤が歪んでいたり、妊娠中に歪んでしまうと正しい位置には戻りにくいです。 骨盤が正常な状態に戻らないとホルモンバランスや神経の伝達が悪くなり、骨盤まわりの代謝が落ちます。 それにより、脂肪燃焼がされにくかったり、むくみや老廃物が付着して横広がりな垂れたお尻になるのです。
 ※ 女性は女性ホルモンの影響により脂肪を溜め込みやすく、特に下半身に脂肪がつきやすいです。産後の体は10か月間重いお腹を支えていたために手足が硬くなっています。
さらに赤ちゃんを抱っこするために首や肩、腰の筋肉は硬くなるばかりです。
出産前は代謝の良かった体でも硬い筋肉に変わると代謝が落ち脂肪を溜めこみやすくなります。
さらに、硬い筋肉は動きが悪いので、その上にある脂肪が燃えずに老廃物を溜め込んで どんどん太くなります。リンパ管や血管を圧迫して水分が排出されず、むくみになります。
それが産後太りの原因です。